今年読んだ本ベスト5:小説編
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作成日時 : 2005/12/31 15:47
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更新が遅れてしまい、あやうく年を越してしまうところでしたが、ノンフィクション編に続いて小説編のほうも書いておこうと思います。
今年は小説のほうも結構読んだと思いますので、こちらのほうが5冊選ぶのに苦労しました。最終的にSF系の本が4冊になってしまったのですが、あらためてここ1,2年恋愛小説だとかミステリー小説を読んでいないことに気がつきました。村上春樹氏の新刊とかも読んでいないし、(かなり前にでた)ダヴィンチ・コードとかも読んでいないし、アマゾンの「今売れている本 トップ100」とかにのっている本は読んだことない本ばかりだ・・・。最近は歴史小説かSF小説が主なので、まぁ、そういう人が決めるベスト5ということを念頭にみてみてください。
以下の5冊は順位は決められないほど拮抗していますので、順不同ということで。
国家とは何か。小説という媒体を用いてここまで国家論をかける人もそうはいないんだろう。井上達夫先生ご推薦の本だったので読んでおいて損はないだろうと思っていたが、読んでおいてよかった。こんな本が自分が生まれた頃に出ていたとは・・・。
国家論を考えるひとつの題材として非常に参考になり、かつ面白く読めた。また方便の勉強にもなりました(笑)
今年ブレイクした桜坂さんですが、この本のゲーム的な疾走感と時間のループの概念は魅せられるものがありますよ。この本に関しては、東さんがファウストにて書かれた「ゲーム的リアリズムの誕生 動物化するポストモダン・2 補遺」にて詳しく論評されているので、そちらを参照していただければと。今年は何冊かライトノベルも読んだのですが、読んだ中ではこの本が一番面白かったです。
本当ならば今年発売されたディアスポラをあげるのが良いのでしょうが、いかんせん万物理論を読むだけで今年は精一杯でした・・・。イーガン作品に関してはコメントはいらないでしょう。最高です!
つい最近読了したばかりだからかもしれませんが、やはり炭素経済システムの描き方が僕はきにいりました。ストーリーとしてもかなり厚い本の割りに、飽きさせないよういくつも見せ場があったので、これもまた良書としてこれからもいろいろなところで取り上げられるでしょう。
難解な哲学議論が延々と続くために数箇所ストーリが薄くなってしまっていたので、飽きが来ないかというと嘘になるが、やはりそれでもこれまでのロボット系SFの限界をさらに一歩超えた作品であったことは間違いないのではなかろうか。
*番外編というか、いまだ読んでいる最中なのでベスト5にはのせませんでしたが、このシリーズも面白さで言うと当然今年の僕の中ではヒット作品です。おそらく来年もそうだと思いますが、これは移動時間とかにしか読んでいないので、はたしていつ全巻読み終わるのか・・。
(関連1)
「ライトノベルこの1年」(毎日)
「マンガこの1年」(毎日)
「2005年マンガ界を回顧」(読売)
(関連2)
hmmmさんの「チラシのおモテ!」にて、各所で取り上げられている「今年の○冊」のリンク集がありました。いろいろな人の今年の面白かった本が掲載されているので、自分が知らなかった本との新たな出会いがあったりして来年に読む本の良い素材になりそうです。自分の記事も取り上げていただきました。ありがとうございます。
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